21世紀が希望にあふれる時代となるように
新年あけましておめでとうございます
二〇〇一年 正 月
滋賀県自治体労働組合総連合
執行委員長 辻  義 則

 新しい年がすべての組合員の皆さんとご家族にとって幸多い年でありますよう心からお祈り申し上げます。
 20世紀から21世紀へ歴史のページが開かれるこの瞬間を生きる者として、過ぎ去った一〇〇年を振り返りつつ新しい一〇〇年に思いを馳せ、希望を語ることは意義のあることです。
 19世紀の末、人々は一〇〇年後には「電話口に話す相手の姿が映る電話ができる」「動物の言葉の研究が進歩し、犬猫などと人間は自由に対話することができる」などの夢を描いていたとのこと。
 確かにすでに実現しているものもあります。人類は月に着陸し宇宙遊泳も体験するに至っています。そして、この進歩からすれば、一部の科学者が予見するように「一〇〇年後には月、火星などで生活する人が相当数にのぼる」ことになっているのかも知れません。
 そんな科学技術の進歩にあわせ人間の暮らしや社会の営みにも大きな進歩と変革・進化がもたらされる時代であって欲しいと願わずにはおれません。20世紀という時代が戦争から平和へ、他民族の抑圧から独立へ、圧政から国民を主権者とする民主主義国家へと大きく前進したように、その歩みをより確かなものとしつつ、人々がその国の豊かな経済発展を通じて精神的文化的発展をとげ「猿から人間への進化」につぐ画期的進化をとげた時代となるような歴史を刻みたいものです。
 戦争をはじめすべての暴力が過去のものとなり、肌の色も宗教も言語も違う人々が国境など事実上ない地球に住み、能力に応じて働く人々が家族とともに老いた人々をいたわりつつ暮らし、子どもたちは競争のない社会で心豊かに育まれる。社会には貧困や飢えもなく汚職や腐敗などは存在しない政治が国民の信頼のもとで進められている。
 そんな社会のなかで人類が精神活動をおう盛に展開し偉大な進歩をとげ「人類史が序章から本史の幕開けを迎えた時代」となるよう歴史をつなぐ役割を果たしたいものです。
 21世紀が希望にあふれた時代となるよう力を合わせましょう。
 今年も、地方自治の発展とすべての組合員の皆さんの願いを実現するために精一杯努力したいと思います。

本年もよろしくお願いします

執行委員長  辻  義則
副執行委員長 内田 康雄
 〃     服部 喜由
 〃     松村  浩
書記長    今村 伸治
書記次長   山田 善春
財政部長   望主 昭久
執行委員   橋本 文男
 〃     江口 辰之
 〃     東  秀一
 〃     西川五左夫
 〃     早藤 武彦
 〃     山元 文子
 〃     佐伯 英樹
 〃     青木ひふみ
 〃     北川 治男
会計監事   小出 善洋
 〃     山本  等
 〃     小川 光治
特別執行委員 杉田 聡司
 〃     松本 利寛


12月5日in守山
第6回自治体共闘フットサル大会

 安土町職が、自治体共闘主催の今年度(二〇〇〇年)スポーツ大会で、野球・バレーボールに続いて優勝。大会には、マキノ町職、橋本市職(和歌山)からも参加があり、交流が広がりました。


滋賀自治労連婦人部第11回定期大会(二〇〇〇年十二月九日、栗東町「さきら」にて)
21世紀もっと元気になろう

 二〇〇〇年は世界女性会議が開催され、世界的に女性の地位向上に向けての機運が高まった年でした.それと比較するのも何ですが、滋賀県では「自治体にはたらく婦人の全国交流集会」が開かれて、婦人部活動活性化の機運が高まった一年でした.大会では、交流集会に向けた単組の取り組みなどについて発言があり、集会を成功させた力をバネに、21世紀はもっと元気になろう、とみんなで確認しました.
 大会後、フリーライターの宮本博文さんを招いて学習会を開催しました。「妻と夫の対等な関係〜『対等な関係への道のりとその葛藤』 私の体験したこと〜」というテーマで、「男性にこそ聞いてほしかった」という意見が聞かれました.(大竹)


ワンダフルクリスマスパーティー、交流深め英気を養う 青年部
黒ヒゲ3人組が登場

 今年のワンダフルクリスマスパーティーは、六五人が参加してホテルボストンプラザ草津で開催しました。
 日野町職青年部の<CODE NUM=0324>くろひげ隊”による「くろひげ危機一髪ゲーム」、安土町職青年部の「ペアーでビンゴ」などのゲームを行い、各青年部が協力してパーティーを盛り上げました。
 日頃から、顔をあわすことの少ない県内の各市町職、県職の青年部の仲間がおいしいディナーとゲームで楽しみ、あっという間の二時間でした。(谷田)