しがの仲間 255号

やりがい、誇り、暮らし支える労働組合
仲間の輪を力に あなたの加入を待ってるよ!
住民に喜ばれるいい仕事をしよう
こんにちは青年部です!
つながることを大切にみんなで仕事を語ろう


 滋賀県自治体労働組合共闘会議青年部では、県内たくさんの自治体から青年が集まって、交流や学習などの様々な行事に取り組んでいます。
 基本は月に一回の幹事会を行い、情報交流や行事の企画運営について議論しています。
 全国企画の一大イベント沖プロNEXTをきっかけに活動がさかんになりました。今や県内にとどまらず、近畿や全国レベルでの交流で仲間のつながりが楽しく広がっています。
 最近の活動としてはメンタルヘルスや長時間残業など、職場の中にある課題をテーマとして、2月に労働安全衛生についての学習会を行いました。また、マジメな部分ばかりじゃなく、みんなで盛りあがれるような楽しい交流企画も作っていきますので乞うご期待!

日野町職労です!よろしく!

 日野町職労は、例年新規採用職員の入庁日に組合加入の勧誘を行っており、昨年度も全員が加入しました。毎年役員が変わることでそれぞれの組合員が意識を持ち、積極的に参加するなかで事業に取り組んでいます。

初任給連続引き上げ 14年2,000RUP 15年2,500円UP
住民のためにチームワークで仕事を


誰でも2万円の賃上げを

 滋賀自治労連は各労働組合と当局との交渉を経て、一昨年2000円、昨年2500円の初任給改善を実現してきています。
 しかし、青年の一人暮らしの生活費には月22万円が必要(全労連調査)であり、この春、全国の仲間と共に「誰でも2万円賃上げを」の要求実現をめざしています。

人事評価制度でなく「育ち合い」の職場を

 曖昧な人事評価により貸金に差を付ける動きが強まっています。自治体職場では住民サービスの向上に組織的に対応することが必要であり、お互いが「助け合い育ち合う」チームワークが大切です。人事評価による賃金決定に反対し、各職場に必要な人員が確保され、住民のために安心して働ける、働きがいのある職場作りを目指しています。

平和・環境、暮らしを大切に

 自治体の役割は、誰もが幸せに暮らせる社会の実現です。
 労働組合は賃金・労働条件の改善と共に、個人が尊重される平和な社会、地域・地球の環境を未来に引き継ぐこと、医療・福祉・教育の充実などについても学習し運動を拡げています。

全体の賃金底上げと保育士・児童クラブ指導員など単価大幅改善!(大津)

 大津市労連は、年間を通じた市当局との交渉で、正規職員と同様の仕事内容や責任の大きさなどを現場から強く訴えていくなかで、今年度はすべての嘱託・臨時職員の賃金・報酬単価の改善を勝ち取りました。
 全国の自治体で非正規職員数が増え続けているなか、賃金・労働条件の抜本的改善は待ったなしの課題です。

非正規職員の働く環境も労働組合の力で要求前進!

職場に労働組合があるから・・・
 正直な気持ちとしては、仕事内容や待遇に不満がなかったので、組合に加入しても何も変わらないのでは・・・と思っていました。しかし、加入して気付くことがいくつもありました。
 交通費のガソリン単価が正規と非正規で異なっていることなど、一つ一つは小さなことではありますが、皆が知らなかったことを知ることで疑問に感じ、声を出すことで平等になっていくんだなあと感じた一年でした。
(近江八幡市・八幡幼稚園 三嶋香里)

みんなの願い・要求実現への道のり
その1
「組合ニュース」で取り組みや情勢をお知らせ
その2
「アンケート」で職場や組合員の声を集めて
その3
みんなの声が集まった「要求書」を提出
その4
そしてみんなの願い実現に向けて交渉!

------------------------ 2面 -------------------------
力を合わせ みんなで要求
みんなで行動 みんなで実現!
3・9中央行動
全国の仲間たちと声をあげよう


 「全労連・国民春闘共闘」は3月9日、16春闘勝利をめざして中央行動を展開。
 全国各地から1500人(滋賀自治労連は大津市労連、栗東市職などから8人が参加)が結集し、総務省・厚労省前行動、日比谷屋外音楽堂集会、国会請願デモ・議員要請行動などに取り組み、公務員賃金の改善、社会保障の拡充、戦争法(安全保障関連法)の撤回などを求めました。
 法律や制度の問題は、それ自体を変えないとなかなか事態は好転しません。わたしたち労働組合は、職場での要求実現に向けた運動と併せて、全国の仲間とも力を合わせて、こうした中央行動などにも取り組んでいます。

みんなの力で高浜原発再稼働を停めた!
~原発のない社会へ「びわこ集会」に1500人~


 大津市膳所公園で3月13日(日)、「原発のない社会へ・びわこ集会」が開催され、県内外から1500人が参加しました。滋賀自治労連も事務局団体の一員として準備や運営に積極的に関わり、各単組から約30人が参加しました。
 本集会は2011年3月11日の東日本大震災以降、今年で4回目。参加団体や市民の数は年々増えています。三日月大造滋賀県知事、越直美大津市長、平尾道雄米原市長、谷畑英吾湖南市長、宇野一雄愛荘町長はじめ、激励や連帯のメッセージが多数寄せられました。
 3月9日の大津地裁決定(高浜原発再稼働禁止仮処分決定)の報告やソウルフラワーユニオンの中川敬さんのライブなども行われ、会場は希望の笑顔で溢れました。
 集会後、膳所公園からパルコ前までを「高浜原発みんなで停めた!」「すべての原発今すぐなくそう!みんなでやれば絶対できる!」など、それぞれの思いを横断幕やプラカードに掲げて行進しました。

みんなの声

◎職場の近くでつくしを発見!花粉症に悩む私ですが、そのときは心がほっこりとしました。
(横井克彦 大津市労連)
◎今スギ花粉がたくさんとんでいて大変です。
(大堀友紀 豊郷町職労)
◎小5の娘がフローティングスクールで「うみのこ」に乗りました。県外出身の私は乗ったことがないのでどんなものか分かりませんでしたが、HPに写真がアップされていて様子がよく分かりました。娘も後姿が数枚写っていました。
(西井洋平 滋賀県職)
◎昨年10月の青森県での共済研修に参加して、本当に知らないことばかりでしたが大変勉強になりました。ありがとうございました。
(久木昭代 豊郷町職労)
◎何でもメールの時代。ハガキや手紙を書く機会もめっきり減り、漢字を忘れそうです。たまには手書きも良いですネ。
(森なつき 日野町職労)