しがの仲間 245号

組合に期待 各単組で加入続々 要求実現、夢膨らむ運動へ

 滋賀自治労連では、要求実現の最大の力となる組織の拡大に取り組み、新規採用職員の全員が加入した日野町職労をはじめ、「新規採用職員が、組合は大切だからと自ら書記局に加入届を持ってきた(滋賀県職員組合)」など、各組合で例年以上のテンポで組合加入者が相次いでいます。また、自治労連共済のプレゼントキャンペーンを推進する中、仕事と暮らしをみんなで支え合う組合への期待と信頼が高まっているとの報告も寄せられています。

沖プロ参加の青年が訴え! 県職員組合

 新規採用職員の研修中の組合説明会では、昨年の沖プロに参加した青年部役員が壇上で加入を訴え、その場で加入届が出されるなど大好評でした。
 さらに、県庁や各地方事務所など10カ所で新規組合員の歓迎昼食会を行い、例年以上のペースで組合加入が続いています。

大津市労連青年部の呼びかけに35名が

 大津市労連では88人の新規採用職員を迎えました。新たに立ち上がった青年部を中心に、昼食組合説明会や職員研修での呼びかけをパワーアップ!
 「職場職種を超えてつながることは必ず自分のプラスになる、青年部で一緒にやっていこう!」「まずは加入して!後悔はさせないから」と青年組合員から頼もしいアピールも!3月の定期大会以降、新たに35名の仲間が市労連に加わりました。
 6月には、2年目職員が企画するウェルカムパーティーを予定しています!

紙芝居等で訴え!!自治労連近江八幡市職

 自治労連近江八幡市職では、自治労連共済のプレゼントキャンペーンや幼稚園の先生による組合説明の紙芝居は好評で、臨時職員の組合加入が相次いでいます。
 私たちは引き続き職場の思いを受け止め、職員の思いに寄り添って改善・実現していく中で、自治労連の爽やかな風を吹かせていきます。

日野町職労 若い力でパワーUP !!

 日野町は14名の新規採用職員を迎え、その全員が職員労働組合に加入していただきました。
 新たな仲間を迎え、さらにパワーアップした私たち日野町職員労働組合はさまざまな学習会や地域活動など、積極的に取組んでいきます。
 4月に新組合員歓迎ボーリング大会を開催し新組合員との交流を行いました。
 また、各職場での協議を定期的に行い職場の課題などを共通に認識しています。
 日野町職員労働組合は引き続き滋賀の仲間とともに闘っていきますので、よろしくお願いします。

豊郷で青年が交流!!

 豊郷町職労は4月13日、新規採用職員の歓迎イベントの一環として、「春を呼ぶ爽春のつどい」を開催。今回は単組役員に加えて、栗東市職、日野町職労からも支援参加をいただき、いわば「ミニチュア版の県内青年自治体職員の交流の場」となりました。
 パソコンとプロジェクターの接続が合わず、手作業による紙芝居に予定変更するなどハプニングもありましたが、真っ赤な衣装に身をまとった自治労連共済仮面の登場や、参加青年からの発言など楽しく交流し、組合加入が広がっています。

戦争する国づくり許すな 労働法制改悪反対!
県民メーデー  県下で一〇〇〇人参加


 5月1日、滋賀自治労連も参加しているメーデー実行委員会は、労働者の祭典「第86回県民メーデー」を県下10会場で開催し、公務・民間の労働者や市民ら約1000人が参加しました。
 集会での意思統一後、それぞれの思いを書いたプラカード等を手にデモ行進でアピールしました。


奔流

 連休中に水田に弱々しく植え付けられた早苗も、秋には多くの稲穂を実らせることでしょう▼しかし、今政府が育てようとしている「平和安全法制整備法」は、実を結ばせてはいけない「毒草」です▼この法案には「存立危機事態」「重要影響事態」「武力攻撃事態」といった自衛隊の新たな任務と行動が並びますが、この「事態」は、「満州事変」「上海事変」と、侵略戦争に突入していった「事変」を想起させます▼自衛隊の他国軍に対する軍事支援が拡がることで「日本が戦争に巻き込まれるかもしれない」と感じるとの回答が88%(朝日新聞)となっています。これまで日本は憲法9条とそれをまもる運動により、戦争できる体制にはなっていませんでした▼しかし、安倍政権は秘密保護法を強行採決し、武器輸出三原則を改悪しました。国際社会の緊張や対立を利用し、「事変」の準備をさせるのではなく、憲法9条を世界にひろげ、地球上に恒久平和を実らせるのは憲法が国民に課せた責務です。

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2015 NPT再検討会議に向けて行動
ニューヨークで「核兵器全面禁止」訴え
ニューヨーク行動に滋賀自治労連から2名参加


 5年に一度開催される核不拡散条約(NPT)再検討会議の開幕(現地4月27日)に合わせ、26日から3日間にかけて日本原水協代表団(約1000人)の一員として、滋賀自治労連から2名がNYで「核兵器の廃絶を訴える!」行動に参加しました。
 26日の午前中には、自治労連(全国)から参加した92名とともに、セントラルパークなどで「核兵器全面禁止のアピール」署名活動を行い、慣れない英語を使って多くのNY市民に署名への記入を求めました。
 午後からは、ユニオンスクエアから約3キロ離れたダグ・ハマショルド広場(国連本部前)へ、様々な横断幕を掲げ、平和への願いを込めたコスチュームを身にまとい、約7500人が「核兵器のない世界のための国際行動デー・NY行動」としてデモ行進を行いました。その後、800万人分の署名を原水爆禁止日本協議会と平和首長会議が、再検討会議議長でアルジェリア外相顧問のタウス・フェルキ氏に渡し、「核兵器全面禁止」を訴えました。
 2・3日目には、「米反戦労働者連合交流集会」、「国際シンポジュム」、「ニューヨーク市職労連との交流」、「2015自治体労働者平和のつどいinNY」など様々な集会が開催され、平和への意志統一だけではなく、自治体労働者、自治体労働組合としての役割や運動について交流を深める行動となりました。

みんなの声

◎4月8日、娘の入学式。心配していた雨もあがり、あきらめていた桜も残っていたので、とてもいい入学式になりました。
(東浦光紀 滋賀県職)
◎今年の春はまさかの人事異動。まだ異動はないと思って気楽に構えていたらとんでもないことに。人事はやはりサプライズです。
(長坂幸一 滋賀県職)
◎「自治体しがの仲間」が職場に届いてからクロスワードパズルの締切まで、いつも日がほとんどありません。今月は締切日に届き、慌ててやりました。
(水口静子 大津市労連)
◎娘(長女)が4月から小学生になりました。お兄ちゃんの後ろを追いかけ、ちょこちょこ通学しています。がんばって学校に慣れてくれるとよいのになぁー。
(村山功 大津市労連)
◎本年度は民間委託の契約切れの大事な年になります。今まで積み上げてきた前進に誇りと確信を持ち、職場要求の実現をめざしてがんばります!
(寺田哲哉 彦根愛知犬上広域職組)