しがの仲間 244号

あなたも仲間の輪に!
いきがい、暮らし、仕事支える労働組合


憲法を暮らしにいかし地方自治の発展めざす

 昨年9月27~28日、県内の多くの自治体や市長会・町村会などの後援をいただきながら、第21回地方自治研究全国交流集会を大津市・草津市を中心に開催し、全国各地から2千人を超える人々が参加・交流を行いました。
 集会では、福島で原発難民となった元宇宙飛行士の秋山豊寛氏の記念講演や、25分野にわたる多彩な分科会と滋賀ならではの2つの現地分科会等を通じて、日常では体験できないような貴重な経験や仕事にも役立つヒントなどを学び合い、大好評を博しました。私たち滋賀自治労連は、「地域住民の繁栄なくして、自治体労働者の幸せはない」のもと、引き続き住民の方々との共同を広げ、民主的自治体建設の運動、平和行政の推進、地域経済と地方自治の発展などに取り組んでいきます。「住民のためにいい仕事がしたい」というあなたの思いを、ぜひ一緒に実現しましょう。

初任給は2000円アップ!!
次は地域手当改善と「水準調整」実現を!!


 昨年の各組合の賃金交渉では、初任給を2000円程度改善させることが出来ました。一方この4月からは、国の給料表押しつけによりベテラン職員は4%近く、平均では2%程度、給料表の水準がダウンします。
 県の人事委員会は、国どおりでなく県職員の賃金を引き上げる「水準調整」の必要性を指摘しました。春闘によるベースアップと共に県内経済底上げのためにも、県内自治体職員の賃上げが課題になっています。

若い世代の仲間と交流企画が満載!!

 青年部は、昨年も開催された全国から沖縄に集結する「おきプロNEXT」に参加。約1000人が学習や交流を通じて、全国の自治体で働く若い仲間とのつながりをつくる活動をおこないました。違う職場で仕事をしている同じ世代の職員と、活動を通じて交流できることが組合活動の魅力です。今年も交流企画をたくさん予定しております。同じ自治体で働く同世代の職員として、ともに活動し交流を深めましょう。職員組合へ加入して積極的な参加をお待ちしています。

甲賀社協パートヘルパー分会も元気にファイト!

 滋賀県社会福祉関係職員労働組合・甲賀社協パートヘルパー分会は3月14日、臨時総会を開き、職場要求実現に向けた今後の課題や展望を夕食を交えながら、話し合いました。確認されたおもな内容は、①現在取り組んでいる職場署名を3月中に集約し、当局に提出すること、②その内容をニュースにして、署名に協力してくれた各職場に報告し、対話を通じて組合加入を呼びかけること、③職場間の交流と顔つなぎの場として、ターゲットを絞ってしゃべり場を展開していくことでした。

原発のない社会へ!びわ湖集会に1000人が参加

 大震災と原発事故から4年になろうとする3月8日、震災復興と原発ゼロを願う人たち一〇〇〇人が膳所公園に集まりました。滋賀自治労連からもたくさんの仲間が参加して、「福島の事故を忘れない!」「びわ湖を守ろう!」と集会とパレードでアピールしました。
 主権は国民にあります。原発に反対する8割の人たちが本気になれば、原発は簡単に止まります。
 安全に発電する方法はいくらでもあります。たかが発電のために、どうして私たちは、膨大な数の人たちの命や健康や生活が犠牲にされるリスクを引き受けなければならないのでしょうか。
 私たちの子どもたちの健やかな心身、琵琶湖をはじめとする貴重な環境のためにもがんばりましょう。

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組合員と家族の生活丸ごと守りたい!! ―自治労連共済―
新規組合加入者全員に自治労連共済をプレゼント

新採職員のみなさん入職おめでとうございます


 私たち組合が独自に運営する「自治労連共済」は、一般の民間保険とはちがい、営利を目的としない「組合員同士の助け合いの制度」です。安い掛け金で大変有利な保障内容となっており、滋賀自治労連では今春、新規組合加入者全員に自治労連共済をプレゼントする「春の共済プレゼントキャンペーン」を推進していますので、是非お受取りください。

なぜ民間より有利な制度に?

 民間保険・他共済は、マスメディア、営業職員、代理店等経費ウエイトが大きな荷重となります。たとえば全国紙への全面広告などは1回当たり数千万円とも言われていて、テレビCM放映料など膨大なコストの原資は加入者からの掛け金があてられています。
 一方、自治労連共済は労働組合のネットワークで情報を提供できるから、余分な宣伝費等が必要ありません。だから、掛金の7割が還元されるなど、他に比べて大変有利な制度になっています。特約なしで地震見舞金の付いている火災共済や、団体割引でお得な自動車共済も人気です。詳しくは組合まで。

介護ネットスキルアップ講座
腰痛予防指針で学習交流!


 滋賀自治労連も参加する「介護労組ネットワーク」は3月15日、草津市内で「介護職場の腰痛問題を考える~厚生労働省の腰痛予防指針から学ぶ~」と題して、京都城南診療所所長の三宅成恒氏を講師に学習会を開催しました。
 この取り組みは、この間続けてきた「ノーリフト―抱えない介護」講座の流れを受け、19年ぶりに改訂された指針を学ぼうと企画しました。参加は介護関係者や管理職など20人で、「難しくて敬遠しがちな指針を、分かりやすく身近な問題に引き寄せて考えられた」と好評でした。

みんなの声

◎先日、湖魚を使った親子料理教室に娘と参加しました。そこで、初めて40センチほどのビワマスをさばかせてもらいました。海の魚と違って、皮が軟らかく、皮引きが難しかったです。いい経験をさせていただきました。
(東浦光紀 滋賀県職)
◎公務員になって、この4月で20年になります。我々の定年が何歳かは分かりませんが、折り返し点と思って、振り返ってみたいと思います。
(西本新 滋賀県職)
◎大津市民駅伝の一般クラブの部で、市役所ランナーズクラブの一員として2位になることができました。来年は優勝だ!
(村山功 大津市労連)
◎もうそろそろ暖かくなってくるのかなぁ~と思っていると、また雪がチラホラ!こんなことを繰り返しながら、春になっていくんですよネ!早く暖かくなってほしいナ~!
(乾美恵子 近江八幡市)
◎年度末に向けて職場は忙しく毎日バタバタしていますが、日を追うごとに気温も暖かくなり、そこかしこに春の息吹を感じます。新年度もさわやかな気持ちで、仕事も、プライベートも、組合もがんばります!
(大堀友紀 豊郷町職労)
◎クロスワードで図書券を当てようと思っていますが、ぜんぜん当たりません。子どもに本を買ってあげようと思っているのに・・・(涙)
(岡村弥生 日野町職労)