しがの仲間235号

平和・安心・働きがい願いが実現する滋賀を

 7月13日投票の滋賀県知事選挙は、住民と私たちの願いを実現させる大切な機会です。日本を再び戦争する国に導く解釈改憲による集団自衛権の行使、あの福島原発の事故を顧みない原発再稼働のエネルギー政策、消費税引き上げ後の社会保障の後退と法人税減税の動きなど、安倍自公政権の危険な動きにノーを突きつけるチャンスです。
 また、人員削減・不安定雇用の拡大、賃金の一律カットに続き「給与の総合的見直し」の名による地方賃金、ベテラン職員、現業職員の賃下げの動きにも反対の声を上げ、私たちの要求実現を前進させる選挙にしましょう。

14国民平和大行進 タスキをつないで京都へ

 日本列島を縦断してゴールの広島をめざす国民平和大行進は、6月16日に岐阜県関ケ原で引き継ぎ、滋賀県内を南下。同21日には山科で、平和の願いを込めたタスキを無事に京都につなぎました。この取り組みに参加した滋賀自治労連ならびに滋賀自治体共闘会議の各組合からは、今回、多くの書記さんたちも参加・奮闘しました。
【感想】滋賀自治体共闘会議書記部会の取り組みとして6月17日、2014年度国民平和大行進に参加しました。八日市駅で行進団と合流し、東近江市役所までの距離を約20人が行進。「核兵器いらない!」「戦争反対!」「9条守ろう!」とシュプレヒコールをあげながら歩きました。初めての参加で、正直恥ずかしさもありましたが、貴重な経験ができたと思います。 (滋賀県職員組合 磯村)

フィナーレに願いを込めたジェット風船 おきぷろNEXT

 全国の自治体で働く青年職員たちが沖縄に集まり、交流・学習をする自治労連25周年記念行事「おきプロNEXT」が6月13〜15日にかけて開催されました。滋賀からは前回を上回る50人の青年が参加しました。全体では⊥500人を超え、47都道府県全ての地域から参加がありました。企画は初日から大いに盛り上がり、県内はもちろん全国の仲間たちとも活発に交流しました。
 2日目の選べるコースでは平和や自治体行政の在り方など学習要素が満載でした。職場の枠を超えた仲間づくりと、基地問題などの沖縄の現実に触れるという貴重な体験を持ち帰ることができました。

奔流

 やはり梅雨空に紫陽花は似合う。琵琶湖の湖周道路から少し入った守山のアジサイ園を訪ねてみた。うっとうしい雨空であるが、紫陽花の群生は、濃い縁の葉と花が雨にぬれて紫、ピンク、肯、白を基調にした色彩が自然と見ているものの体に溶け込んでくる▼紫陽花の原産は東南アジアと日本で、漢字は中国から来たようだ。花言葉も国・地域によって違う。日本では、成長によって色を変化させることから「移り気」「浮気」となっているが、ヨーロッパでは土壌からピンク系の花が中心で、「元気な女性」「辛抱強い愛情」と紹介されている▼梅雨に彩をそえる花といえば花菖蒲があり、高島の菖蒲園なども見てみたいと想うが、これも安心・安全な社会があってのことだ▼関西電力の「大飯発電所3・4号機の原子炉を運転してはならない」の主文判決が福井地裁で5月に出された。判決は「原子炉事故によって、憲法上の権利・人格権が侵される恐れを認め」「電気代の問題の当否を判断すること自体、法的に許されない。豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活している事が国富である」と憲法の人格権を論じ格調の高いものだ。福島と同じような事故が福井の原発群でおこれば母なる琵琶湖は汚染される。価値判断は立場によって異なるものの大地があっての社会ではないか▼滋賀県知事選では予定候補が原発でも三人三様の主張である。端的に推進、卒原発、即停止である。ただ「卒原発」の言葉には安心・安全の担保がない。
---------------------------------------- 2面 ---------------------------
草津市労連チームが優勝 めざせ全国制覇
第26回自治体労働者滋賀県スポーツ大会・野球の部

 第26回自治体労働者滋賀県スポーツ大会・野球の部が6月19日、草津グリーンスタジアムで開催されました。梅雨の合間の快晴の下、栗東市職チーム、草津市労連チーム、日野町職労チームの3チームが参加し、親睦と交流を深めました。
 試合は、3チームによる総当たり方式で行われましたが、白熱した好ゲームが展開され、得失点差で順位を争う大接戦となりました。優勝は、草津市労連チーム、準優勝は日野町職労チーム、3位が栗東市職チームとなりました。
 優勝した草津市労連チームは、7月に京都で開催される近畿大会に滋賀県代表として出場し、そこで優勝か準優勝をすれば、10月に千葉県で開催される全国大会へとコマを進めます。

こんにちわ 自治労連・近江八幡市職員組合 です

 今年は、1月8日に恒例の旗開きを行い、組合で要求をあげることの意義について、歓談を交えみんなが再確認しました。而立医療センター職員においては、相談からしゃべり場へ発展し、自治労連への加入、勤務条件の改善要求にまで行動が広がり、少しずつ成果も現れてきました。二年前に発足した臨時嘱託組合は、市で働く非正規職員のより所となるよう活動を進めています。昨夏には、東北被災地の復興支援として、福島の子どもたちを招待し、楽しい思い出づくりのお手伝いができたとおもっています。人員削減や賃金をめぐる問題など課題は山積していますが、仲間がいるということを忘れず、力を合わせて闘っていきます。

労組の強者そろい踏み 囲碁・将棋大会開催

 自治労連近畿ブロックの第21回囲碁・将棋大会が6月21日、大津市内で開催され、大阪、京都、兵庫、滋賀から4チームが将棋の部に参戦し、親睦を深めました。
 1チーム3人の総当たり方式の白熱した接戦の末、優勝したのは大阪(混合)チームでした。以下、準優勝は京都(京都府職労)チーム、3位は兵庫(西宮市職労)チーム。4位は滋賀(栗東市職)チームでした。
 上位2チームが、7月日日(金)〜12日(土)に神奈川県湯河原で開催される全国大会に出場します。全国大会では、囲碁・将棋ともに、プロの棋士を迎えて戦術等について直接指南を受け、交流できるのが魅力 です。なお、囲碁の部は滋賀県職チームが全国大会に参戦します。

みんなの声

◎楽しみにしていたサッカーワールドカップー・6月15日(日)は、仕事のため、ライブで見ることができませんでしたが、逆転負け。残念です。ガンバレ!日本!
 (滋賀県職 東浦光紀)
◎季節は早くも夏へ。暑いのはイヤですが、服装が楽なのと日が長いのはありがたい。さて、今年の夏はどこに行こうかな。
 (滋賀県職 長坂幸一)
◎気温上昇!!給食調理室も室温が上昇中です!!四月から人員も減らされ、職員の疲れも上昇中です。
  (日野町職労 岡村)
◎娘が一歳になり、父としてふんどしを締めなおす今日このごろです。
(大津市労連冨田宏平) 
◎体力づくりのため、スイミング復帰!無理なく…頑張ります。
(近江八幡市職員組合・中村意利子)
◎実家の母が作ってくれ…る野菜を食べて毎日元気ハツラツです。これから 皿もお母さんよろしくね! (近江八幡市職員組合・谷川友香理)