しがの仲間215号

2012秋季・年末要求提出交渉へ
昇給停止・退職金削減NO!!


 8月の人事院勧告などをもとにした自治体労働者の賃金確定をはかる12秋季年末闘争が始まっています。今年は職員全体の賃金水準を引き下げる昇給昇格制度改悪、400万円の退職金削減などを許さず、すべての労働者の賃上げと雇用確保を全国の仲間とともに統一してたたかうことが重要となっています。
 滋賀自治労連は10月18日、知事宛の「20⊥2年滋賀自治労連秋季年末統一要求書」を自治振興課へ、滋賀県市町村職員退職手当組合(組合長・中嶋甲賀市長)宛の「退職手当の改定に関する要請書」を事務局へ提出しました。提出による自治振興課長交渉は、11月14日(水)午後2時から行います。
また、滋賀自治労連の「12確定学習交流会」を11月8日(木)午後6時30分から草津まちづくりで行います。
 退職手当組合への要請内容は次の2点です。@国家公務昌の退職手当削減に反対を表明するとともに、国家公務昌の削減が決定された場合にも、責組合において一方的な削減の決定はしないこと。A退職手当の改定は、国家公務昌の制度を引き写すことなく、関係労働組合との協議、合意を前提に行うこと。現行退職手当水準を維持し、また、「職務・職責」による「調整額」を廃止し差別支給は行わないこと

全国の仲間と統一してたたかう

 10月25日、自治労連近畿ブロックの「12賃金確定闘争交流集会」が大阪国労会館で開催され、滋賀自治労連からは栗東、県職、大津などから7人が参加・交流 基調学習では、自治労連本部の猿橋書記長から、自治体・公務公共の役割と期待を確信に攻勢的な12秋季年末闘争を推進しようと方針が提起されました。その中で特徴的だったのは【社会保障制度改革推進法】で、猿橋書記長は「単独で審議されたものではなく、消費税増税のドサクサに紛れて通されてしまったので、多くの国民がその中身を知らない。しかし、これは単なる理念法ではなく、自立自助を社会保障の基本とするなど具体的な改悪の姿を明記しており、憲法25条2項の空洞化を招く懸念が強い。ここを守るのは正に公務公共に働く我々自治労連の責務だ」と、想定される今後の展望を強調しました。また、「大阪羽曳野市職労では、管理職、連合組合員、未組織職員を問わず自分たちの要求について職場で【要求支持署名】に取り組み、【要求の過半数】を目指す取り組みを行っている」と、今後の要求運動前進を考える上で示唆に富むポイントに言及しました。
 各府県からの報告では、滋賀県職の杉本副委員長から、議員提案による県職員の地域手当引下げを知事の再議で否決に追い込んだ運動や、10年におよぶ独自カットを撤廃せよと強く迫ったこの間の人事委員会との闘争経過、さらには退職手当組合と県の自治振興課へ申し入れを行い、近く自治振興課と交渉を行うことなどを報告しました。

安心して働きたい
自治体一般 唐橋リハビリ・デイユニオン.サービス職員支部を結成


 大津市内のリハビリ施設で働く職員のみなさんが、労働相談から滋賀自治労連・自治体一般ユニオンに加入して組合を結成しました。
 今年5月から半年契約で働き始めたAさんが10月末の期間満了で雇止めされることになり、「このままでは、自分を含めいつ首になるかわからない」「Aさんの問題だけではない。安心して働ける職場にしよう」と仲間10人が集まり、10月11日組合結成の通知と団交申入れを行いました。要求は、@Aさんの雇止め撤回、A職員の雇用のあり方(安心して働けるルールづくり)です。
 10月24日に団交が行われ、理事者側は施設長と弁護士が出席。組合は濫費自治労連役員4人と組合員9人が出席。最初、Aさんの雇止めは契約書の期間満了で撤回できないとの回答でした。
 しかし組合員らは、「Aさんは普通に勤務している」「職場に必要な人」「私語が多かったというが、職場のコミュニケーション上のこと」「職員が次々、入れ替わっては利用者にも不安を与える」など次々と訴えがあり、雇止めは撒回されました。
 また弁護士からは、「自治労連やAさんがきっかけで、今日は職場改善への話し合いの場が持てた。今後、労働法規をもとに、よりよい職場環境へ話し合っていけるようにしたい」旨の回答があり解決がはかられました。


11月1日から住民要求で19市町を回る
自治体キャラバン日程表

日程 要請自治体
11月 1日(木)  長 浜 市(10:00−11:30)
11月 2日(金)  多 賀 町(09:00−10:15)
            甲 良 町(10:30−11:45)
            豊 郷 町(13:00−14:15)
            大 津 市(13:30−16:00)
11月 5日(月)  甲 賀 市(13:00−14:30)
            日 野 町(15:00−16:15)
11月 6日(火)  彦 根 市(10:00−11:30)
            東近江市 (15:00−16:30)
11月 8日(木)  野 洲 市(10:00−11:30)
            近江八幡市(13:00−14:30)
            竜 王 町(15:00−16:15)
11月 9日(金)  守 山 市(10:00−11:30)
            草 津 市(15:00−16:30)
11月12日(月)  栗 東 市(10:00−11:30)
            高 島 市(13:30−15:00)
11月13日(火)  米 原 市(10:00−11:30)
            愛 荘 町(13:00−14:15)
            湖 南 市(13:30−15:00)

---------------------------- 2面 -------------------------------
被災地レポート
フクシマを繰り返すな


 10月20日と21日の両日、福島の現状に学ぼうと、全教・高教組の皆さんと共に飯館村、南相馬市、いわき市を訪れ原発事故被災の方々のお話を聞いてきました。
 まず目に飛び込んできたのは、放射性物質で汚染された農地です。一面にセイタカアワダチソウとススキが広がる荒れ地になっています。飯館牛など地域で育んでこられた農産物ブランドがダメになりました。
 漁業者の方々は、一部魚種の試験操業開始に希望を抱きつつ、深刻な漁場汚染を心配されています。また、漁港や市場の復旧は復興予算が手当されず遅々として進んでいません。復興予算の流用は、犯罪行為に等しいものと怒りが込み上げます。
 避難している生徒や児童は、未だに朝6時のスクールバスで登校し、夕方5時に下校という生活を強いられ、仮設校舎での授業が続きます。空間放射線量は高く、外遊びは1時間の制限付きです。仕事を奪われた親も多く、経済的、精神的な負担が子ども達にも悪影響を及ぼし、中学校では荒れが目立ってきたということです。また、地元の医者は精神疾患が増えていると報告しています。
 政府は、早々と「原発事故収束宣言」をしましたが、被災地域で生活する方々の声を聞くと収束には程遠い状況です。「放射能の不安が無い事故以前の生活が送れるようになって、はじめて復興と言える」という被災者の声が日に残りました。
 被災地の困難は、原発がなければあり得なかったことです。フクシマを2度と繰り返してはなりません。
被災地の声を聞き、原発即時ゼロを求める行動を拡げたいと決意を新にしてきました。県内での原発ゼロを求める住民運動に皆さんのご参加を訴えます。
  滋賀県職・蒲原良高

中学校給食実施で調理員6名採用へ 日野町職労

 日野町では、定年退職で減り続ける町立小学校の給食調理員の補充と、13年度から実施が予定されている町立中学校の給食調理員として、正規職員6名の募集を行うと10月1日に発表しました。
 子どもたちに安全・安心で心豊かな給食を届け続けたい。難しい言葉を並べるのではなく、純粋な気持ちで要求し続けた現業部の粘り強い運動と、現場の実態をリアルに伝えた情報宣伝部の体験取材レポート、そして全組合員による学校給食学習会の開催など、相互理解のもと一丸となった運動が実を結んだものと嬉しく思います。
 毎日、大量の給食を安全で美味しく、しかも時間内に調理し提供することは、決して易しいことではありません。

福島連帯!琵琶湖を守れ!原発ゼロ! 11・11SHIGA行動

膳所駅  AMl0時30分集合・パレード (ときめき坂をパルコ前まで)
和迩駅  PM4時〜PM5時宣伝・アピール
(草津・栗東・守山) 守山駅東口スポーツ広場 PM2時 集会・パレード(銀座通り、ほたる通り)
(湖南) 上葦穂神社境内 AMl0時 集会
(彦根) 彦根市立図書館前 PM2時集合 パレード(関電彦根営業所を経て彦根駅)
     彦根勤労福祉会館 PM4時〜PM5時30分【井戸謙一弁護士講演会)
(長浜) 長浜駅前 PM5時30分 集会

滋賀自治労連現業評議会給食調理部会

 10月27日東近江市で開催した、現業評の給食調理部会では、「近江八幡市で来年度から8600食分を新給食センター民営化で実施、これに伴い旧安土町現業職員の小学校等への異動が検討されている」、「豊郷町では自校方式継続実施も現業職員採用については未定」などの報告があり、引き続き交流と運動強化を確認しました。

みんなの声

◎秋の夜長には大好きな読書三昧です。図書カードください。
(中邑布美代・大津市労連)
◎学区運動会、久々に童心に帰ることができました。翌日、筋肉痛にならずホッと一息。
(西村俊信・大津而労連)
◎職場から見える景色は最高です。紅葉が楽しみです。
  (杉本和秀・県職)
◎各地で道の駅がおおにぎわい。町の商店街も月に2回地元商店街の人たちによる朝市がにぎわっています。
(藤居千代・日野町職労)
◎400万円の退職金削減の方針なんて信じられません。国は公務員イジメの前に他にすることあるんじゃないの。
(匿名・管理職ユニオン)