しがの仲間 210号

いま、はじまる 青年イベント
滋賀自治体教頭青年部3人にインタビュー

 6月と7月に自治労連・滋賀自治共闘の青年部の大きなイベントが計画されています。
 一つは、自治労連の「青年自治研 in 滋賀」です。この集会は、それぞれの仕事を進める上での課題や問題意識、職場での悩みなどをストレートに出し合い広く交流する集会です。そしてもう一つが、近畿の青年が集まり自治体で働く、同世代がネットワークを広げ、情報交換する場として計画された「近畿大作戦 in 淡路」です。滋賀自治体共闘青年部と単組の青年部長として取り組みに参加している3人に、2つのイベントへの思いを語ってもらいました。是非、多くの仲間の皆さんの参加をお願いします。

青年自治研 in 滋賀

Q1 青年自治研って、一言でいうと何ですか?
神原 職場をこえて、同じ公務労働で働く青年が職場での悩みや、それぞれの仕事の問題意識や課題などをストレートに出し合い広く交流してもらって、それぞれの仕事の誇りや働きがいを再発見してもらって明日に生かせる場所にしたいですね。
不破 自治体や関連職場で働く全国の青年が集まることで、それだけでも意義があります。滋賀での開催なので気軽に参加してほしいですね。
Q2 今回の自治研のおススメ・魅力は何ですか?
神原 「コレです」というふうに一つには絞れません。分科会はもちろんですが、夜の交流会でも、普段一緒に仕事をしていない職場の仲間や全国の青年と交流できることが、一番のおススメです。
Q3 地元開催にかける思いや期待はありますか?
不破 滋賀での開催なので、たくさんの青年に全国から集まってもらって、大いに盛り上げたいです。30人の目標ですが何とかなると思います。是非多くの単組から参加をお願いしたいです。
Q4 これからの青年運動に、どのように生かしていきたいと思いますか? 県内と全国の青年への呼びかけをお願いします。
神原 非正規職員の方の積極的な参加もお願いしたいです。僕は非正規ですが、大津市以外では、参加者のほとんどが正規職員です。中には正規職員と非正規職員の分断と対立を招いてしまう職場や地域もあるそうですが、交流することでお互いがお互いのことを知り、次に生かせる絶好の機会だと思います。それぞれの労働条件を前進させるためにも、お互いが理解し合い連帯することが大切だと確信しています。

近畿大作戦 in 淡路

Q1 「沖プロ」から3年。「近畿大作戦 in 淡路」にかける思いは?
西川 3年ぶりの青年部のイベントです。こういう企画がないと近畿の青年が集まる機会もないです。同じ世代、自治体で働くネットワーク、情報交換にとって有益だと思います。
Q2 どうして、淡路島なんですか?
西川 経過は分かりませんが、近畿圏内の観光地で、海の幸もおいしいので期待できます。青年のプロジェクトで集まりやすいし、仲間を広げる場にしたいと思います。
Q3 近畿プロジェクト in 淡路のおススメの見所やイベントは何ですか?
西川 北淡震災記念公園です。活断層が動いたところが見えますし、元気の出る講演もあります。2日目のオプショナルツアーでは、屋根瓦によるアートがあります。ハーブ関係もいいですね。
Q4 滋賀の独自のプランや楽しみがあれば教えてください。
西川 滋賀独自では、瓦でのアートづくりがあります。瓦に穴をあけたり工夫します。
Q5 自治体共闘青年部の運動を進めて行く上で、このイベントをどのように位置付けていますか?
西川 自治体共闘青年部は定期的に会議で集まっているだけなので、こういうイベントがないと、一緒にどこかに行くという機会もないです。イベントで仲良くなり、県内自治体職員の交流とネットワークを広げるきっかけにしたいと思います。
 最後に、不破さんが青年部の2つのイベントについて熱く語ってくれました。
不破 「沖プロ」でつながりができ、全国につながりました。そこから触発されたのが大きかったです。ですから、今度は「近プロ」で新たにつながり、きっかけになればいいと期待しています。滋賀自治体共闘では、若い人にもっと参加してほしいです。組合を通じて出来ることがたくさんあることが、分かってもらえると全体の活動を進める上でも有益だと思います。是非多くの青年に参加をお願いします。

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ようこそ新採の仲間たち
大津市労連・日野町職労が新組合員歓迎会


 日野町職労には今年、8名全員が新しい仲間に加わりました。
 「親睦を深めて、仕事や組合活動において、しっかり支え合っていこう」、ということで、4月25日に新組合員歓迎会を開催しました。第1部のボウリング大会では、各レーンから笑顔がこぼれ、第2部の食事会では、恒例の新組合員への質問攻め等で大いに盛り上がりました。
 また、新組合員の素顔にせまるべく、5月22日には、日野町職労の機関紙の企画として、新組合員交流会を開催しました。仕事の話から、組合の話、プライベートの話まで、食事をしながら、会話も弾みました。新しい仲間のことをより一層知ってもらう機会となるよう、機関紙で特集します。
 また、6月下旬には新組合員学習会を予定しています。学習会では、労働組合結成の経緯や歴史、町職労の特徴や体制、活動内容、賃金・諸権利について理解を深めてもらいます。
 先輩から歴史を受け継いでいくことは、活動の一貫性、継続性、自立性、そして新たなものに挑戦する積極性を生むことになります。誰もが組合活動を通じて経験を積み、次の世代へと引き継ぐ役を担うようになる。組合が成長の場となるよう取り組んでいます。 大津市労連では、新採職員の組合加入に向けて、部単位やフロアー別「組合説明会」を6回にわたって進めて、例年以上に「加入します」という返事が多く、保育職場や企業局職場でも加入が進んでいます。大津市労連恒例の「新採職員歓迎スプリングボウリング大会」を4月27日に開催し、69名もの参加で今年も2チーム力合わせての対決ルールによる交流+真剣勝負の新採歓迎ボウリング大会となり、会場は大歓声が響き大いに盛り上がりました。

栗東市社協職員組合が定期大会

 滋賀自治労連・栗東市社会福祉協議会職員組合は5月11日、第15回定期大会を開催し11年度活動報告や会計報告、12年度活動
方針などを確認しました。また、新役員を選出しました。
執行委員長     綾野麻紀子
副執行委員長   家永  薫
書記長        飯田 忍宣
会  計        前川 由佳

「99%社会」へつながろう 第83回メーデー

 第83回メーデーは、「99%社会へ、つながろう」をかかげ、5月1日に中央会場の大津市をはじめ県下10会場で1065人が参加して行われました。
 メーデーは賃上げと雇用確保、原発ゼロなど国民要求を大きくアピールしました。

みんなの声

◎大きな悲惨な交通事故がたて続けに起こり、本当に悲しいです。毎日、車を運転しているため気をつけなければと改めて思います。
水口静子(大津市労連)
◎ゴールデンウイークが明け、育児どっぷりの生活も楽しかったのですが、少し働く方が気分転換になる今日この頃です。夏休みが待ち遠しいようで、恐ろしいようで…。
鈴村悦子(大津市労連)
◎6月は梅の季節です。家でも梅酒づくりに励んで、おいしいお酒を味わいたいと思います。
中村肇
(自治労連・近江八幡市職)
◎緑がまぶしいこの時期。鈴鹿山のしゃくなげやふじが見頃です。ブルーメの丘へ来られた時にちょっと足をのばされたら・・

藤居千代(日野町職労)
◎昨年2月から残業、休日出勤の日が続き、ようやく落ち着いてホッとしたのも束の間、7月異動で恒常的に残業のある職場へ。そして今年4月…。再び異動があり新しい職場へ。そこでも残業の毎日が待っていました。今、定時で帰れる職場を期待することは難しい(甘い)のでしょうか?
中嶋ゆう子
(自治労連・近江八幡市職)
◎退職にあたって色々(組合交渉)と力をかしていただきありがとうございました。5月から新しい職場で正社員として働きます。また今後、何かあったら相談にのってください。
匿名
(甲賀市社協パートヘルパー分会)
◎沖縄が梅雨入りしましたね。連休に夏野菜の植え付けをしました。最近は天候が不順で、家庭菜園の管理も大変ですね。
久田恵美子(県職)
◎もうすぐ家族が増える予定です。楽しみです。
逢坂隆史(県職)