21世紀の世界へ輝かそう憲法九条
戦後60年 しが・憲法のつどい

 憲法記念日の5月3日、「しが・9条の会」主催(滋賀署名推進センター、各地域の「9条の会」協賛)で「戦後60年 しが・憲法のつどい」が、滋賀会館(大津市)で開催されました。開会の1時間以上も前から見える人々など、関心の高さがうかがえました。会場は、大ホールの1階を埋めつくし、850人以上の参加者で一杯になりました。「つどい」では、10万人以上が亡くなった東京大空襲を、12歳のときに体験した作家の早乙女勝元さんが、「憲法第9条の伝書鳩に」との演題で講演をしました。

9条こそ扇のかなめ!これをなくせばすべてを失う

 早乙女さんは、1946年に憲法が公布されたとき、はじめそれほどの感動は覚えなかったが、教師をしていたお兄さんから、「すばらしいものだ!」と聞き、よく読むうちに『これが平和だ!』と実感した。もうひとつ平和を感じたのは、敗戦によって灯火管制がなくなったこと。戦争は、生命を軽視する。敗戦の年(1945年)の平均寿命は男子24歳、女子は38歳になってしまった。
 憲法の平和主義は1950年の朝鮮戦争で、警察予備隊が発足して、それが保安隊、自衛隊になり国民の感覚を徐々にならしながらイラク派兵までするようになった。しかし、政府が無理に無理を重ねても、9条が軍事大国化へのブレーキとなり、直接攻撃型の軍隊にはできなかった。
 早乙女さんが訪問したコスタリカの国民は、「軍隊がないから平和!」と胸をはって応えるし、大学生がアメリカのイラク攻撃を支持した自国の大統領を『憲法違反』と訴え、憲法裁判所の裁判官全員(7人)が違憲判決をくだしたことなどを紹介し、軍隊が国を守る手段でないことを説きました。
 そして、憲法9条が扇のかなめであり、新しい人権を盛り込むことで糊塗しようとする勢力がいるが、扇のかなめをバラバラにされてしまっては人権も自由も奪われてしまう。
 日本の憲法9条を世界に広げようという取り組みも前進している。この9条に込められた思い。過去の多くの犠牲のもとに人類の理想としてできあがったものであり、未来につなげていこうと、話をむすびました。

全県で19の「9条の会」、アピール賛同者440人超!

 講演に先立っての中山登志子さん(湖笛の会副代表)のフルートも心にしみ入る演奏で、大変好評でした。また、「9条の会」共同代表の田中昌人さんは、賛同者が440人を超えたこと、地域、職域の「9条の会」が19になったことを報告し、会場から大きな拍手があがりました。
 この「つどい」の模様は、朝日、毎日、中日、京都、みんなの滋賀、赤旗などで報道されました。
【川嶋重信・大津市労連】

漫談で楽しく憲法学習…暮らしが悪くなったら大変!
               安土町職と自治体共闘青年部が共催

 笑工房の木藤なおゆきさんの漫談で、憲法学習をする取り組みが安土町職と自治体共闘青年部の共催で、5月13日に安土町内で行われ70人が参加しました。学習会では、5月連休前後にニューヨークで取り組まれたNPT(核兵器拡散防止条約)再検討会議に要請代表団として参加した京都府職・貴田嘉郎青年部長から、ニュ―ヨーク反核集会の報告も行われ、世界的な平和運動の大切さも学びました。学習会の感想を一部紹介します。
◎憲法を改正されることで、私たちの生活が大きく悪い方へ変わることが、笑いをおりまぜた話でよくわかりました。◎おもしろかった。改悪されたらそんなことまでおこるの?て思うことも多かったですが、そうなると大変と思い、ぜったい反対しようと思う。◎近頃、憲法を改めて見ることはなかった。今日の講演は、世間話をおりまぜながら、分かりやすく、9条改悪は許せない!と思ったところです。◎9条のできる以前、その後でどう変わったのか。また憲法の改悪がされた場合、どのようなことが起こりえるのか。おもしろく話していただき分かりやすかった。
 また、反核集会の報告についても、「フィルムなのでとてもわかりやすかった」「青年部の方がどう頑張っているのかよくわかりました」「核兵器廃絶の動きがよくわかった」などの感想が寄せられました。

「給与構造の見直し」阻止しよう!

 最低賃金の底上げ実現と、公務員賃金の大改悪に反対する、政府と人事院への第1次中央行動が5月20日、取り組まれました。滋賀自治労連は、5月27日に第9回中央委員会を開催。憲法改悪に反対するたたかい、「給与構造の見直し」「指定管理者制度」にむけた全組合員総学習運動と署名の推進、議会などへの要請行動、第2次中央行動・6月24日にむけた活動強化をはかります。

-------------2面 -----------------------------
和歌山フットサル大会で安土町職が準優勝

 フットサル(ミニサッカー)競技を通じて、自治体労働者の交流と団結を深めるスポーツ大会が、和歌山自治労連の主催で4月16日に開かれました。滋賀大会で強豪を誇る安土町職に大会への招待があり、13チームが参加する中で準優勝に輝きました。

みんなの声

◎職場の人たちと希望が丘にピクニック(お花見)に行きました。異動してきた人たちも誘って、お弁当もみんなで持ち寄って食べました。とってもおいしかったです。花よりだんご?
(金津晶子・大津市労連)
◎いつも職場の人達とワイワイとクロスワードパズルにとりくんでいます。大きな変化に向かう新年度がスタートしました!健康に気をつけながら次の4月にも満開の桜が咲くようがんばりたいと思います。
(戸田志穂・大津市労連)
◎新しい職場で、新年度がスタートしました。久しぶりの県庁勤務で、不安が一杯です。今回の正解のダイヤモンドのように仕事でも私生活でもキラリと輝けるよう頑張りたいと思います。
(松本孝晴・滋賀県職)
◎景気は良くなっているのかどうなのか?公務員の賃金がまだ下がるということは、景気は回復していないということ?
(笹尾麻美子・滋賀県職)
◎日ごとに暖かくなります。賃金はまだ寒いのかな?
(上田敏貴・安土町職)