地方から新しい時代をきりひらく息吹が
あけましておめでとうございます。
冬のびわ湖の水辺には多くの水鳥が遊び、対岸に望む山々の頂きは、冬の青空に白く浮かび上がります。
豊かな水をたたえる湖と四囲の山々の眺めによき故郷を実感します。
人々の暮らしに希望が持てないときだからこそ、次の時代がよりよきものとなるよう「時代をつなぐ」役割を果たしたいと決意を新たにしています。
混迷を極め、統治能力を失い圧制を続ける側に展望はありません。
圧制と暴力・戦争のもとで虐げられた人々が時代を担う主人公として歴史の表舞台に登場するときが必ず訪れます。長野から、徳島からと、今、地方から新しい時代を切り拓く変革の息吹が生まれてきています
「そのとき」に向かって変革と進歩の歩みを進めたいと思います。
今年もよろしくお願いします。
2003年元旦
執行委員長 辻義則
★今年もよろしくお願いします
執行委員長 辻 義 則
副執行委員長 内 田 康 雄
同 服 部 喜 由
同 松 村 浩
書 記 長 今 村 伸 治
書記次長 山 田 善 春
財政部長 柴 田 和 英
執行委員 橋 本 文 男
同 藤 本 隆 章
同 江 口 辰 之
同 岡 田 博 一
同 西 川 五左夫
同 東 秀 一
同 佐 伯 英 樹
同 小 川 光 治
同 山 元 文 子
同 奥 村 友 之
同 壁 田 文
会計監事 小 出 喜 洋
同 山 本 等
同 大久保 泰司郎
特別執行委員 杉 田 聡 司
同 松 本 利 寛
★豊郷小学校校舎改築問題で全国に抗議電要請
滋賀自治労連は豊郷小学校校舎改築問題で、大津地方裁判所の「解体差止の仮処分」決定(12月19日)が出された後に、「解体」を強行(翌20日)した大野町長に対して、法治国家における行政の長としてあるまじき無法行為であるとして、自治労連本部に抗議電の集中を要請しました。豊郷町職労も、司法判断に従うよう大野町長に文書で申し入れました。
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2003年新春リレートーク
★滋賀県職員組合 書記長 林 清隆
ミレニアムだ、新世紀だという喧騒が過ぎ去ってみると、「希望に満ちている」はずのこの世紀は、今のところ、私たちの生活にとっても人類の生存にとっても、とんでもない時代の様相を呈しています。
デフレスパイラルの下でかつてない「貸下げ競争時代」への突入の懸念、小泉「構造改革」や新自由主義の横行と暴走、アメリカの一国覇権主義の無法やこれにNOと言えない日本政府。しかし、これらに対する対抗軸がしだいにはっきりしてきているのも、いまこの時の大きな特徴です。「国に対する地方」、「間接民主主義に対する直接民主主義」、「権力の不正に対する広範な住民の憤り」。長野や鳥取などの芽吹きを全国へ、日野や豊郷の運動を全県へ。こうした流れをみんなで強めながら、みずからの手で「希望に満ちた」新世紀をつかみ取りましょう。
★大津市労連 執行委員長 服部喜由
平然として、こんな露骨な政治がやれるものなのか。
今を生きる私たちのくらしと将来の安心、子供達にゆめと希望を与えられる社会を実現するために、今日ほど労働組合の存在とそのあり方が問われている時代はない。心新たに闘いを強める決意です
★栗東市職員組合 執行委員長 今村浩三
今年は栗東市職にとって、まさに正念場の年と考えています。滋賀自治労連に結集するみなさんとともに、奮闘していきます。ともにがんばりましょう。
★日野町職員労働組合 執行委員長 長岡一郎
今年は、労働者・国民の生活と権利が輝く、一切の戦争に反対する国つくりのスタートの年にしましょう。
★安土町職員組合 執行委員長 嶋川明夫
昨年は、小泉内閣が進めた「構造改革」により戦後最悪の不況に陥りました。
今年は統一地方選挙の年です。地方から小泉政治に「ノー」を突きつけようではありませんか。
★豊郷町職員労働組合 執行委員長 竹内勝人
豊郷町においては、2002年は混迷の年であったが、2003年は、明るく確な前進の年になることを願います.
★安曇川町職員組合 組合長 岡田博一
今、私たちのところでは、合併を控えて、大変な時期にきておりますが、滋賀県下の自治体職員の賃金や労働条件改善のため、ともにがんばりましょう。
★高島町職員労働組合 執行委員長 西川五左夫
明るい話題が少ない昨今ですが、諸外国と比べても日本にはいいところが多くあります。視点を少しかえて今の苦境に取り組みましょう。今年もがんばりましょう。
★栗東市文化体育振興事業団職員協議会 会長代行・佐伯英樹
小さな組合なので「全員参加の活動」を目標に今年もがんばります。
★彦根犬上広域職員労働組合 執行委員長 沢村光
昨年は、交渉を通じて36協定などを締結しました。
今年もみなさんとご一緒に労働条件向上にむけてがんばります。
★滋賀自治体管理職ユニオン 執行委員長 山口 剛
今、政府・総務省は市町村合併を強力に押し進めてきています.憲法は第92条で「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基づいて法律でこれを定める.」としています。
この地方自治の本旨が「合併の大号令」のもとで歪められようとしています。この地方自治を守るため我々管理職ユニオンも奮闘したいと思います。
★要求前進に励まされた
滋賀自治労連婦人部第13回定期大会
滋賀自治労連婦人部は12月7日(土)、第13回定期大会を栗東市内の「栗東さきら」にて開催しました。
大会は単組の活動状況を生で聞けるとてもよい機会となりました。ある単組の「私たちの組合では『できるものができることをやろう』を合い言葉に活動しています」という発言を開き、自分たちのところでも、そんな活動をしていきたい。という発言がありました。
今年の年末闘争で、「授業参観休暇が実現した」「こどもの看護休暇が時間単位でとれるようになった」など要求前進の発言もあり、はげまされました。
大会後の学習会では、奈良・西大寺の吉田病院精神科・永松医師が「あなたはなぜ疲れてしまうのか一心と体の疲労回復法」と題してお話しされ、講演後には相談の列ができていました。
(吉田澄子)
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