みんなの願いや要求を県庁にとどけます
11月21日に「個人請願」総行動くらしと営業守る要求かかげて

 県内の労働組合、住民団体、個人が集まり県民要求実現11・21「個人請願」総行動実行委員会を結成しました。憲法と請願法にもとづく、知事への「直訴」です。要求実現へ大きな共同運動を実現しましょう。

 いま、こんな声が私の請願事項として届いています。
『マル福については、県財政が厳しいと言うことで、「今年こそ本腰を入れた見直し」がされると聞きます。所得制限が強化されるとも…。わが子は、近年入退院を4回繰り返し、今も県外まで通院しています。薬も毎日です。体力的にも費用の面でも限界です。見直すところは他にもまだたくさんあるはず。マル福制度は存続はもちろん拡充こそしてください。(利用者の母)』
 この運動は、いろんな声を知事に届けることができます。「個人請願書」を使ってぜひ、ご参加ください。(どんな書式、要求でも請願できます)

暮らしと営業がたいへんいま自治体労働者が先頭にたとう

 大企業を中心とする大規模なリストラが、長引く不況とさらなる賃金切り下げを進めています。政府は、今になってようやく雇用の緊急事態宣言をおこないましたが、労働者の直接の生活と権利を守る施策は、ほとんどありません。
 こうした状況のもとで、自治体労働者と関連労働者の暮らしを守る「賃金確定闘争」が、組合ごとの要求書提出を出発点に、いま進められています。
 今年の人事院勧告は、給料表の2年連続見送りと3年連続となる一時金0・5月削減を勧告しました。3年間で平均20万円以上賃金が低下する内容です。また、市町村合併や「公務員制度改革」では、明日に明るい展望が持てないという声も多くあります。
 しかし、こんな時だからこそ、住民の暮らしと営業を守る「個人請願」運動の成功をめざす取り組みに全力をあげるとともに、不当な人事院勧告の押し付けを許さず、不況・リストラ・賃下げの悪循環を断ち切る目標をかかげ、当局との賃金確定でも全力で頑張りましょう。

地方交付税の削減反対県下の首長に賛同署名を要請

 小泉内閣は、破たんした財政を立て直すために、来年度1兆円ともいわれる地方交付税の削減を検討しています。これらは、地方分権の推進、地方自治の本旨に、著しく背くおそれがあります。滋賀自治労連は、国に対し、地方交付税の削減反対を求める賛同署名を県下の首長や関係機関に要請、国に申し入れます。賛同の要請内容は、次の通りです
 ◎「国家財政の破綻処理を地方財政に転嫁する「見直し」を止め、地方交付税特別会計の累積赤字の原因を明らかにし、地方分権の推進・地方自治の本旨に則した税財政制度への改革を行うこと」

史上最悪、完全失業率5.3%失業者357万人

リストラを跳ね返す10ヵ条 もし、まわりで困っている人がいたら伝えて下さい
第1章 辞めません 首切り・勧奨の一切に「辞めません」
第2章 やっぱり辞めません 辞めない理由を言うとつけ込まれる、「辞めません」が最強
第3章 退職強要にきっぱり抗議 「辞めません」というのに繰り返し呼び出すのは退職強要
第4章 人権蹂躙には厳重抗議 別室で軟禁されたり、仕事を与えないのは人権蹂躙
第5牽 出向・配転・移籍も断る 出向・配転になるといわれたなら「その時に考えます」
第6章 会社よりも自分 会社が大変といわれたら、私の生活が大変という 
第7章 おだてに乗らず拒否 「下請けで実力発揮を」といわれたら、「あなたがどうぞ」と答える
第8尊 家族は首切りに反対 短気は損気、家族と子どもを思いうかべて留まろう 
第9章 最後は黙秘でも頑張る 会社の説得に言葉が詰まったら、黙っていよう 
第10章 労働相談へ 一人で悩まず、労働組合や労働弁護団に相談しよう

自治体にも臨時パート職員が増加
いま労働組合が本当に大切、組織化へオルガナイザー講座を開催
=「自治労」の不正・裏金事件を究明=いまこそ労働組合の原則にそった自治労連運動の前進を

 大津市大石の里の公共施設を会場に10月19日〜20日にかけて、8単組38人の参加で第1回オルガナイザー講座を開催しました。同講座は、自治体や関連職場でも臨時・嘱託職員が増え、多くが未組織状態におかれている実態の改善や、日常の組合活動に役立つノウハウの学習を目的にしたもので、「公務員制度改革と民主的公務員制度の確立」と、「労働組合の基本的性格と関連労働者の組織化」をテーマに講義があり、討論が行われました。
 講義の中では、民主的公務員制度確立に関連して、労働組合の社会的信用そのものを失墜させた今日の自治労の不正・腐敗の経理問題でも話がありました。
 講師の辻義則滋賀自治労連委員長は、自治労の不正・裏金事件は「そもそも、自治労が組合員の思想信条を踏みにじる民主党支持などを決定し、莫大な政治活動資金を使途報告なしに使ってきたところから生まれる金銭感覚のマヒと表裏一体のものであり」、「組織内で意見の違いを認めない特定政党の押しつけ路線が、反対派を排除し、結果としてゆがんだ組織運営や裏会計をつくりだした」と指摘しました。
 その上で、こうした誤った労働組合の組織運営には無縁で、<CODE NUM=3122>要求で団結<CODE NUM=3123>資本(当局)かの独立<CODE NUM=3124>政党からの独立という当たり前の原則の上にたって、清潔・公正な労働運動をすすめる自治労連と自治労連共済を大きくすることが、いま多くの自治体と関連職場にはたらく労働者の中で求められているとしました。

みんなの声

◎ 最近、仕事が忙しくて子どもが晩ごはんをつくって待っていてくれます。「ちょっと前までは赤ちゃんだったのに」と子供の成長ぶりに驚いています。
(山本園子・大津市労連)
◎ 自治労の不正金が発覚した問題で、自治労を抜けでて自治労連に加入したことは、この点でも「正解だった」と確信しました。テロに対しては断固反対だけど、米の報復戦争は、また苦しみを増やすだけだと思う。まだ、ベトナム戦争を反省していないのだろうか。
(本田恵子・大津市労連)
◎ 初孫が5カ月になりました。と〜っても、か・わ・い・い・です。
(木元純子・日野町職労)
◎ はじめてハガキ出します。最近は子供の少年野球応援によく出かけます。「勝てない!」と思いながら見に行くのに負けるとすっごく疲れます。もうちょっとがんばってほしいです。
(山中和美・日野町職労)
◎ 10月1日より市制施行となり職員一同はりきっています。
(西村滋城・栗東町職)
◎ 21世紀こそ戦争のない時代を
(太田和宏・栗東町職)
◎ 毎日朝夕、市役所に送迎に行っています。掲示板で知りました。待っている間ゆっくり読ませて頂いています。
(藤堂茂徳・大津市労連)
◎ 話題の映画の話がよく出ます。映画好きが集まってます。
(伊勢川加寿代・豊郷町職)
◎ 朝晩はすっかり冷え込み秋の気配が深まってきました。米国の同時多発テロ問題も全世界を巻き込んだ紛争に発展するのではないかと不安でいっぱいです。平和のありがたさを改めて認識しています。
(松本孝晴・滋賀県職)
◎ 滋賀県立障害者福祉センターでは、今年も年末恒例の催しとして「第12回ツリーのつどい」を計画いたしました。年齢や障害を問わず、お互いに交流し、理解を深めみんなで楽しんでいただけるような内容を企画しています。ぜひ、お申し込みください。(申込期間11月3日〜25日・077-564-7327)(西河健・滋賀県職)