しがの仲間 233号

ダメ!!絶対!!「戦争する国」づくり!?
憲法を暮らしに生かし 安心・安全な社会を!
!

社会保障の後退 許さない闘いを

 自民・公明連立の安倍政権が、憲法を踏みにじり、日本を「戦争をする国」に作り変えようとしています。憲法を変えなくても「集団的自衛権の行使」はできるとして、日本が武力攻撃を受けていないもとでも、同盟国・アメリカなどと共同し、海外で武力行使、戦争することを「憲法が認めている」と政府が勝手に憲法の解釈を変えようとしているのです。

憲法9条にノーベル平和賞を

 「憲法9条にノーベル平和賞を」の声が届き、正式にノーベル賞候補になりました。日本は、69年前まで続いた侵略戦争の反省から、「再び戦争をしない」「海外で人の命を奪わない、日本人も命を失わない」と決め、憲法9条をつくりました。
 この憲法9条があったからこそ、日本は世界から信頼を受けてきたのです。憲法の平和の立場を投げ捨てる必要は、まったくありません。
 時の政府が勝手なことをしないように、国民が政府の横暴をしぼるのが憲法です。この大原則を否定し、閣議決定で憲法を踏みにじるというのは、立憲主義と主権在民、民主主義の否定であり、私たち国民がこれを絶対に許してはなりません。

憲法25条、28条をいかした運動を
アべノミクスが暮らしをこわす

 「世界一、企業が活動しやすい国」をめざすアベノミクスで、私たちの仕事や暮らしがさらに厳しくなろうとしています。消費税引き上げと円安による物価上昇で、4月からの暮らしの負担が急上昇する一方、企業には10%上乗せの復興特別税が前倒し廃止されました。
 自治体では人件費削減のため、正規職員の賃金がカットされ、低賃金の非正規労働者が4割近くにまで増え、指定管理も進んでいます。憲法に定める労働基本権は、私たち公務員からは奪われたままです。その「代償措置」とされる人事院の勧告水準は守られず、7・8%もの賃金カットが自治体にも押しっけられました。
 さらに、企業のための成長戦略・「ホワイトカラーエグゼブション」と称して何時間働いても残業代をゼロにする制度や「生涯ハケン」をつくる労働者派遣法の改悪などが狙われています。これを許せば、貧富の差は縮まるどころか拡大してしまいます。
 労働者の賃上げ、雇用の安定と社会保障の確保で、国内市場拡大・景気回復を達成することこそ国民の幸せに通じる道です。
 憲法改悪に絶対反対、雇用と社会保障の解体阻止の、憲法25条や28条を活かした地域の運動、自治労連運動を強めましょう。

和歌山自治労連・第9回フットサル大会
要東市職が3位入賞

 4月5日(土)和歌山県立体育館で開催された、和歌山自治労連主催の「第9回フットサル大会」に、昨年に引き続き滋賀県から栗東市職が参加し、近畿各地から参加した12チームのメンバーとフットボールを通じて交流を図りました。
 昨年準優勝の成績から、今年は優勝のみと意気込んで参加しましたが、今年初蹴りのメンバーも多く、ボールの小ささや体育館の大きさに萎縮し、さらには固さも見られ、思うようなプレイができず苦しい展開。何とか得失点差で予選リーグを突破しました。
 決勝リーグでは、予選リーグでのハードな試合の疲れに加え、タイトな日程にペース配分も狂わされて余力もなく惜敗。最後の3位決定戦では、「らしさ」が見られ、3位という成績で今年は幕を閉じました。

新しい職場でもがんばって!!
      甲賀社協パートヘルパー分会

 甲賀社協パートヘルパー分会は26日、臨時総会を開催し、他の介護施設に正規職員として移籍が決定した金岡さんの送別会を行いました。林分会長(写真左)から、「今までご苦労さま&新しい職場でもがんばって」と激励の花束が金岡さん(写真右)に贈られました。

------------------------- 2面 --------------------------
自治労連への組合加入広がる!!
自治労連・近江八幡市職へ、次々と加入!!


幼稚園支える臨時職員

 この4月ある幼稚園では、「自治労連は組合費500円で共済にも入っている」ことが決め手になり、自治労を脱退して自治労連に加入する人が続出しています。この下には、私たち自治労連が、自治労連共済に加入して助け合いを大切にしていることや働く条件の改善に「職場の声を聞いてきたこと」などの姿に共感が広がっていることがあります。
 近江八幡市では、株式会社的運営で福祉、教育、職員などが「コスト」扱いとなり、削減されてきています。貝体的には幼稚園の売却や職員の非正規化が進んでいます。
 特にマンパワーがすべての幼稚園・保育園では臨時職員の比重が高まっており、実際、臨時職員らの存在を抜きにしては園の運営が成り立たない状況です。
一方で、継続雇用や時給などの賃金、労働条件は改善されず、がまんが強いられてきました。
 自治労連而職は誕生5年目を迎える中、当初から本庁や幼稚園・保育園に「しがの仲間」を毎月配布してきました。最近では医療センターでも早朝に「しがの仲間」を配布しています。
 2年前に臨時嘱託職員組合をいち早く結成し、非正規の人たちのより所となる組合をめざしてきました。
幼稚園にあった残業代の未払い問題や臨時職員の冷遇を取り上げて、要求書を基に交渉も重ねてきています。
その結果、雇用継続や時間外不払いをなくすなどの成果をあげてきています。
 自治労連は、組合員に寄り添って組合員の立ち場で活動することを大事にする組合です。今後も近江八幡市全体を視野に入れて、組合員とともに歩んでいきたいと決意しています。
(自治労連・近江八幡市職)

こんにちわ 栗東市職員組合です!!

 今年は13人の新規採用職員を迎え、5月30日には新規採用職員歓迎会を開催する予定です。
 賃金や労働条件などに関する学習会に加え、野球やサッカーなどのスポーツ活動にも積極的に取り組んでいます。昨年は国からの賃金押し付けを許さず、必要な人員確保求める団結署名にも取り組み、管理職にも組合運動を広げることが出来ました。各職場において課題は山積みですが、今は基本給独自削減の早期撤廃を求め活動をしています。
 今後も引き続き濫費の仲間とともに闘っていきますのでよろしくお願いします。

みんなの声

◎賃金カットが解消されたと思ったら‥勤務評定が‥一難去ってまた一難。
    中澤明宏(県職)
◎また一年、新たな出会いを大切に保育に精進します!お便りにも。
    中川浩子(近江八幡市)
◎子どもが一人一人と独立していきます。うれしいようでさびしいです。
    加藤芙佐子(豊郷町)
◎花より団子の私ですが、県庁に異動になり毎朝玄関前のサクラに癒されています。
    東浦光紀(県職)
◎かわいい一年生が来ています。
    山本恵美子(大津市労連)
◎桜があっちこっちで咲いています。通勤の道のりも楽しいです。これからも花が楽しめる季節で嬉しいです。
    水口静子(大津市労連)
◎長男がスボ少サッカー練習試合で連勝。この調子でがんばれ!
    村山劫(大津市労連)
◎大学へ進学した次男は目の回る忙しさを嬉しそうに話し目標に向かって頑張っています。
    松本美幸(要東社協職組)

当面の日程

 6/ 6フットサル大会 (9:00−16:30 ラフォーレ琵琶湖)
 6/21囲碁将棋大会  (11:00−県庁別館職員会館)
 6/26野球大会    (9:30−草津グリーンスタジアム)